母国語のセンスを磨こう

母国語のセンスを磨こう

月1回の定例会議で社員に話したことです。

当社は翻訳会社なので

タイ人社員は英語か日本語、
日本人社員は英語かタイ語、

ができます。

今後、翻訳者として能力を向上させる際に
重要なこととして

いくら外国語(英語、日本語、タイ語)が出来ても

母国語で知らないことは
外国語では入っていかない

と話しました。

また、その母国語は
ただ話せます、書けます…ではなく
TPOに応じて正しい使い方であること、
適切であること
が求められます。

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私が社会人学生として
日本の大学で法律を学んだのも
「母国語で法律を学びたい」
というのがあったからです…

基礎=母国語での知識
のないところには、
外国語では入って行きません…

むか~し、ある会合で会った人から
こんなことを言われました。

せいぜい頑張ってください

目
私の頭は、もぅ~~~混乱しました。

え??? 嫌味で言ってんの?

「頑張ってください」と言いたかった??

わざと言っている??????

真意はわかりませんが、
もしかしたら、

母国語での使い方の記憶が違っているのかもしれません…

母国語のセンスを磨くには…

文字に触れることしかありません。

色々なジャンルの本を読み、
その言葉の意図を感じる…

それしかないのではないでしょうか?

こんなことを会議で社員に話しました。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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