母国語のセンスを磨こう
月1回の定例会議で社員に話したことです。
当社は翻訳会社なので
タイ人社員は英語か日本語、
日本人社員は英語かタイ語、
ができます。
今後、翻訳者として能力を向上させる際に
重要なこととして
いくら外国語(英語、日本語、タイ語)が出来ても
母国語で知らないことは
外国語では入っていかない
と話しました。
また、その母国語は
ただ話せます、書けます…ではなく
TPOに応じて正しい使い方であること、
適切であること
が求められます。
私が社会人学生として
日本の大学で法律を学んだのも
「母国語で法律を学びたい」
というのがあったからです…
基礎=母国語での知識
のないところには、
外国語では入って行きません…
むか~し、ある会合で会った人から
こんなことを言われました。
せいぜい頑張ってください
私の頭は、もぅ~~~混乱しました。
え??? 嫌味で言ってんの?
「頑張ってください」と言いたかった??
わざと言っている??????
真意はわかりませんが、
もしかしたら、
母国語での使い方の記憶が違っているのかもしれません…
母国語のセンスを磨くには…
文字に触れることしかありません。
色々なジャンルの本を読み、
その言葉の意図を感じる…
それしかないのではないでしょうか?
こんなことを会議で社員に話しました。
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