今日のタイトルは
残業代は現金払い?
タイではよく残業拒否があります。
まだまだ社会が発展の途中で
残業代を総収入の一部として当てにして
会社(特にメーカー)で
働いている人が多いです。
しかし
労使交渉の手段の一つとして
残業拒否
があります。
残業を拒否されて
生産が間に合わず
お客様への納期が遅れ
罰金を支払った・・・
そんな話も良く聞きます。
残業をして欲しかったら
残業代を割増にしろ・・・
こんな感じでしょうか…
経営者としては
1度、要求を飲んでしまうと
忙しくなるたびに
残業拒否をかざして
残業代の割増交渉に来るので厄介です…
夫は工場を経営しているのですが
労働組合があり
残業拒否は日常茶飯事・・・
夫がタイ人で工場を経営する人に相談し
そのアドバイスの通りに実践したところ
残業拒否はなくなったそうです。
それは・・・
残業代、即日現金払い
現在、お給料は全て月末に銀行振り込みです。
タイも昔はお給料は現金払いでした。
私の実家でも
私が小さい頃は
父が給料袋を持って帰って来て
神棚に上げていた記憶があります・・・
例えば、
月末に通帳に
20,000 バーツ
と印字されるのと
同じ金額でも
現金でもらったら
どんな感じでしょうか。
おそらく…
現金でもらったほうが
ありがたみが違うのではないでしょうか?
その心理を上手く突いたようなのです。
当日の残業代を
即日、現金で払ったそうです。
残業代、即日キャッシュ!
(サ○金の謳い文句みたいですが…)
残業を拒否すれば
当然残業をしないので
お金はもらえません。
残業すれば
仕事が終わったら
200バーツとか、
300バーツとか、
その場でもらえるんです。
タイ人は計画性がない人が多いです…
お給料をもらったら
次の給料日まで待てない人が多いんです…
月初で既にすっからかん・・・
多いです。
残業代が現金で即日入る
=
すぐ使う…
残業代を現金で払うようになって
夫の会社の前には
その残業代を使うことを当てにした
屋台が立ったそうです。
豚串焼き屋台…
ジュース屋台…
ラーメン屋台… などなど…
現金欲しさに
残業拒否はどこへやら…
残業希望者が殺到したそうです…
何かのご参考になれば幸いです。
(日曜日に行ったマッサージ店です。
光の加減が綺麗だったので思わず撮影してしまいました)
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