【考え】 センスを教えるのは難しい

こんにちは。前田千文です。

 

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【私のモットー】

 

企業活動を通じて

人々の意識進化に貢献する

 

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今日のタイトルは、

 

センスを教えることは難しい

 

 

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世の中には

いろいろな“センス”があります。

 

 

洋服のセンス

 

笑いのセンス

 

仕事のセンス

 

運動のセンス などなど・・・

 

 

 

センスは磨かれることはあっても
(たぶん“磨かれる”ではなく“磨く”)

 

なかなか教えるのは難しいな…

 

 

と思うことが多くあります。

 

 

 

先日、初めて行った日本食屋さんで

こんなことがありました。

 

 

頼んだ料理は

 

あなご天ぷら

 

レンコンはさみ揚げ

 

大根サラダ

 

鯛めし

 

 

鯛めしは、釜から炊き上げるということで

30分掛かるという事でしたが

締めで食べるわけではないので

作ってもらうことにしました。

 

 

20分待っても何も料理が来ません。

 

ちなみにこの店はお通しも来ません。

 

飲み物を飲みながらひたすら待ちます。

 

同行者はちょっと不機嫌な感じです。

 

 

そうこうしていると

日本人のスタッフが来てこう言いました。

 

 

他のお客様の料理を作っているので

鯛めしが先に来てしまいますけど

良いですか?

(他に言い方があるでしょう・・・)

 

 

 

この時に、

 

接客業のセンスが乏しいかも…

 

ふと思ってしまいました。

 

 

たとえ事実だとしても

事実をそのまま伝えた後の

反応は考えていないのかな?

 

 

 

同行者がこう答えました。

 

 

そういう状況でしたら、

鯛めしは食べますが

他のものはいりません。

キャンセルにしてください。

 

 

 

たぶん、このように返答されるとは

思っていなかったのでしょう。

 

 

ちょ、、、ちょっとお待ちください。

確認してきます。

(何を確認するの?)

 

 

すぐに戻ってきて

こう返答されました。

 

 

キャンセルはできません。

(何も考えないで答えているのかな)

 

 

 

同行者はこう続けます。

 

 

キャンセルできない理由は何ですか?

 

あなたはさっき、

鯛めしが先に来ますけどいいですか?

と聞きましたよね?

 

他のものは、後になるということは

調理時間を考えると

作っていない可能性がありますよね?

 

サラダも天ぷらも

そんなに時間を要するものなのですか?

 

作っていない可能性が高いから

もう必要ないと言っているんです。

 

 

 

それから、マネージャーらしき人が来て

「すぐにお出しします」と言って

3分後には、天ぷらもサラダも出てきました。

 

 

このとき思ったのが・・・

 

 

相手の反応を考え、

その反応を予測し

何通りもの反応を考えて

先を予測し、

更にその先も予測し行動できるのも

センスのうちかも…

 

 

と思ったのです。

 

 

相手はこういう反応をするから

予測して行動してね

 

 

と教えることはできても

マニュアルがあったとしても

なかなかできない人がいることを考えると

教えてどうこうなるものではないのかと・・・。

 

 

自分で気付いて

自分で修正しないと

何を言われているかすら

把握できていない可能性が高いと思いました。

 

 

私自身もセンスがある部分と

ない部分が当然あります。

 

 

会社と言う面で考えた時は

 

 

相手が持つセンスは何か?

 

発揮出来る分野はあるのか?

 

 

ただセンスの見極めは、

なかなか難しい・・・

 

 

こんなことを思った夜でした。

 

 

 

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NGOミニマムの活動を支援しております。
タイにおける難民支援活動

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手羽先の塩麴焼きです。

塩麴は万能調味料ですね。

 

 

 

 

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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