みなさん、こんにちは。
前田千文です。
毎日ボーっとする暇もなく
ありがたいことに
忙しく過ごしております。
今日は法律相談をしていて
感じたことを書こうかと思っています。
~~~~~
【私のモットー】
企業活動を通じて
人々の意識進化に貢献する
~~~~~~
今日のトピックは
ソフト・マネージメントかハード・マネージメントか?
私たちは意識している、
していないに関わらず
何かに所属し
管理されています。
例えば、
日本で日本人として生まれたのであれば
日本と言う「国」に所属し
戸籍と言うものに登録され、
日本の法律というものに
管理されています。
また現在は
私の場合はタイにおりますので
タイの法律という
管理のもと生活しています。
そもそも法律ができたのは
昔から常識としてやってきたことや
当たり前でやってきたことなどの
“暗黙だったルール”を
守らない人がいるので
結果、
法律として作られて
破ったら罰を受ける・・・
という構造となりました。
罰がなくても
ちゃんとしている…
というのが理想ではありますが
現実はそうではなかった・・・
ということです。
(実際に警察官がいて、裁判所があります)
私は
タイの労働法を教えているのですが、
1回目の講義は
就業規則 なんです。
会社の中では、
法律の役割をしています。
これ...
守らないと罰を受けるんです。
罰の種類はいろいろあるんですが
最後はクビ、、、です。
ただ、盲点があって
就業規則に書いてないこと…
例えば
「就業時間中にゲームをしないこと」
と記載がないと
「ゲームするなって書いてないのでやりました」
と言われかねません。
そうなると経営者としては
就業規則に
禁止事項を羅列したり
足りないことは
ちょっと付け足しのお知らせ(告示)
を出したりするわけです。
こういった
規則ありきの会社の経営方法を
私の中では
ハード・マネージメント と呼んでいます。
講義では、
当然法律の授業なので
労働者保護法の解釈、
日本との相違、
就業規則の抜け、
解釈の違いなどでトラブルになった話はします。
当然ながら、教えています。
講義の冒頭では
このように伝えています。
~~~~~~
この講義では
法律という名前の盾と
剣という武器を与えます。
しかし、
それを使うか否かは自分次第です。
~~~~~~~~
どのような意図をもって
法律を使うかは
使う人次第です。
だけど、
“規則ありき”で経営をする
問題点があります。
注意をする人や、
監督者である経営者や部長...
こういった人がいないと
規則通りに仕事をしない、
ということが起こります。
罰を与える人がいないと
隠れて何か(だいたいは良からぬこと)をする、、、
が蔓延します。
規則通りに仕事をしない、、、の
根本原因の解決には
いくら規則を作っても
解決にはならないのです。
では、どうすれば良いのか?
となった時に
私としては
“コミュニケーションと教育”に尽きるのでは?
と考えています。
日本でもタイでも
法律にはないけど
やったらマズイことはあります。
習慣や文化に関することが多いです。
タイでしたら
足で人や物を指さないとか、、、
これは、法律としてはないけど
やっちゃったら
かなりタイではヒンシュクです…
マナーのない人と思われます。
会社も同じことだと思っています。
それぞれの会社で
培ってきたもの、
習慣化として
当たり前にあることがあるはずです。
企業文化 や 会社のカラー
として会社にあることです。
それを徹底的に
刷り込んでいくことが
一種の教育ではないかと考えています。
私は
この部分を元に経営することを
ソフト・マネージメント
と読んでいます。
出来るだけ
ソフトマネージメントで
会社の経営ができるように
心がけています。
デメリットは
定着までに時間がかかること、
根気がいること、
です。
今日は私には珍しく
ちょっと(?)長いブログになりました。
何かのご参考になれば幸いです。
~~~~
読んでいただきありがとうございました。
応援宜しくお願い致します。
~~~~~
~~~~~~
タイにおける難民支援活動
~~~~~~
コメント