●エッセイ:準備はし過ぎて、し過ぎることはない

みなさん、こんにちは。

 

前田千文です。

 

 

 

9月号のエッセイを配信いたしました。

 

今月のエッセイは、

 

 

準備はし過ぎて、し過ぎることはない

 

 

をお送りいたします。

 

 

~~~~~

【私のモットー】

 

企業活動を通じて

人々の意識進化に貢献する

~~~~~~

 

 

 

先日、チャンカセム・ラチャパット大学で

 

 

「タイの起業で大変だったこと」

 

 

というタイトルで、

 

主に 失敗した話を中心に 

 

2 時間ほど

 

講演させていただく機会がありました。

 

 

 


 

 

講演の依頼をいただいてから、

 

実際の講演日まで

 

約 1 か月ありましたが、

 

この 1 か月間、

 

多 くの準備をしてきました。
 

 

スライドの作成、

 

講演で話す原稿の作成、

 

そして

 

講演で話すことを想定した音読・・・。 

 

 

 

原稿は暗記するくらい読み込みます。 

 

本番を想定してジェスチャーも交え、

 

声の大きさ、速さ、

 

実際にはいない

 

聴講者を想定して目線の方向・・・。

 

そんなことまで練習します。
 

 

同じように 

 

2015 年から

 

労働法を教えるようになってから

 

 

「もう充分でしょ…」

 

 

というくらい

 

準備 をするようになりました。 

 

 

資料の準備に最低 20 日間。 

 

事例と判例の作成。 

 

判り易いように構成。 

 

受講者の立場になって

 

資料がどう見えるか考える。 

 

そして、資料の音読・・・     

 

 

 

私はもともと、

 

人前で話すのが苦手です。

 

得意でもないと思います。

 

できればやりたくないで す。  

 

ただ立場上、

 

人前に出ることが多いです。

 

「私」を通して、

 

相手は

 

意識的か無意識かは別にして

 

 

「会社」

 

 

を見ます。

 

 

私の行動によって、

 

会社のランク付けをする

 

傾向にあると思います。 

 

一生懸命仕事をしてくれている社員に

 

迷惑を掛けないよう、

 

むしろサポートになるよう、

 

そんな 気持ちで

 

人前に立っています。
 

また聴講者にとって、

 

有益となるよう、

 

実務で役立つよう、

 

そんな気持ちで臨んでいます。
 
 

資料の準備、

 

実際の講義を想定しての練習、

 

準備期間を経て

 

実際の講義(または講演)となり ます。

 

 

何十時間も準備をし

 

用意をし

 

自分の体調や精神を整えて

 

 

『ハイ、120%OK です!』

 

 

くらいに 準備をしても

 

当日の出来は

 

70%も行けば

 

合格ラインではないかと思います。

 
 

私は常々、こう考えています。   

 

 

日ごろから出来ていない事。 

 

日ごろから意識していない事。   

 

 

これらは

 

 

『いざ、出番です』

 

 

『使います』

 

 

という状況になっても

 

出来ないことが多い…。  

 

そう思っています。     

 

 

 

運動なども同じですね。 

 

運動習慣のない人に

 

 

「いきなり走ってください」

 

 

と言って、

 

走れないのと同じですね。
 

 

いきなり長い距離は走れませんから、

 

短い距離から練習して、

 

距離を伸ばしていきますね。       

 

 

 

ですので、

 

当日起こりえることを想定して、

 

その日から

 

「現時点」を逆算して準備をします。  

 

 

 

事前準備はやり過ぎるくらいで、

 

当日はちょうど良いです。  

 

 

 

準備をした分だけ

 

全てを発揮できれば、

 

それは、それで

 

良いことだと思います。    

 

 

私の場合は、

 

それが出来ないので

 

準備をやり過ぎるくらいで、

 

ちょうど良いと考えています。    

 

 

 

何かのご参考になれば幸いです。
 

 

~~~~~~~

 

 

エッセイは、

 

当社のホームページ上で公開しております。

 

日本語とタイ語で閲覧が可能です。

 

 

タイ語は当社のホームページをご覧ください。

 

(エッセイ:タイ語バージョン

 

 

 

 

 

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読んでいただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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