タイではごく普通にある運転手による“ガソリン泥棒”
どうも“泥棒=役得”と思っている人が多いようです。
取引先のA社さんは社有車全てにGPSがあります。
ガソリンの増減、走行距離、アイドリングなどを事細やかに記録するそうです。
ある日データーを見ていると、
ガソリンが著しく減っているという記録が、全てのトラックから出たそうです。
それは必ず共通点があり
1.郊外の工業団地に配送に行った時。
2.特定の時間であること。
A社さんでは、「これはガソリンを抜いて売っているな?」と思ったらしく
確かな証拠を掴むために探偵を雇いました。
数十人いる運転手が配送で出かけた際に
探偵が付きっ切りでバイクで後をつけました。
そうしたところ…
運転手全員が、ガソリンを抜き転売していたそうです。
探偵はその現場を証拠として写真に収め、提出してくれたそうです。
これから解雇の手続きに入るのですが
警察に被害届けを出してから解雇だそうです。
GPSのデーター+写真(証拠)の提出だそうです。
タイではよくガソリン泥棒の話を聞きますが
その智恵をもっと別なところに使えないのだろうか?と思います。
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