移民労働者

先日、“タイ国法律改訂情報”を配信してから
たくさんのお客様からお電話をいただくようになりました。

みなさん同じ事を言うのですが

「タイ人の工員は集まらない」
「工員のような低賃金でキツイ仕事には就きたがらない」

と言います。

移民労働者のクオータ制度を利用して
ラオス人、ミャンマー人、カンボジア人を採用しようという動きが見られますが
それでも、なかなか採用まで至らないという事です。

あるタイ人の企業経営者の方と
今朝ほど電話で話したのですが
某P県には、ラオス人労働者だけで3万人いるそうです。

ラオス人はタイ語を理解でき、働きぶりもまじめで
重要なことに“失踪”もほとんどしないことから人気だとか。

またタイ国内に、パスポートを持たず
(要は不法入国)
滞在している人も多い事から
タイ政府は、企業に就職後にパスポートを取得する事を容認しているそうです。

タイ入国時にパスポートを持っていることを条件とすると
経済的負担が多い事から
まずはタイに入国して、それから就職。
パスポートの取得という方法をタイ政府も半ば黙認のようです。

企業様がお困りのようなので
当社でも、移民労働者の斡旋が可能かどうかを調べています。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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