外国人労働者の雇用認めず

今朝の読売新聞(衛生版)にこんな記事が掲載されていました。

(以下、6月28日発行 読売新聞衛生版より転載)

タイ工業省は、投資委員会(BOI)が認可企業に認めている
ラオス、ミャンマー、カンボジアなどの外国人労働者の雇用を
原則6ヵ月後に中止とするよう指示した。

クルンテープトゥラキット紙が工業省筋の話として報じたもので
同省は

「認可企業はBOIをつうじて政府から恩典を受けているわけで
タイ人の雇用を促進するのが筋」

として現在取っている措置は6ヵ月後に打ち切ること
その後も外国人労働者を雇用している企業に対する奨励を
取り消すようBOIに命じた。

日本人などの特殊技能を有する外国人労働者の雇用を
認める方針に変わりはない。

(以上、6月28日発行 読売新聞衛生版より転載)

BOI認可、非認可に関わらず
タイ人単純労働者が不足していることには変わりないが
やはり外国人労働者が増えすぎたことに対する
政府の危機感でしょうか?

ただ7月3日に総選挙がある事から
実際に実施されるかどうかは未定です。

工業省に「告示」「訓示」などの形で
正式に“お達し”が出ているかを確認中です。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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