日本語がわからない

そういえば、日本に滞在していた4日間、いろいろな不思議な事がありました。
摩訶不思議な体験をしたのではなく
日本で生まれ育った私が、理解出来ない日本語があったのです。
理解できないというか、相手は確かに日本語を話しているのですが
意味が分からない??? どういうこと?と思う事がしばしば…

例えば、ホテルの会議室を利用しようとした時ですが

川崎:「14時から会議室を使いたいのですが…」
相手:「本日は込み合っており、“微妙”な状況です」
川崎:「・・・・」

この、“微妙”と言われた時は
大抵は否定的なことを表現しているケースが多く
裏に「NO(出来ない)」という言葉を含んでいる事が多いです。
要は「会議室は空いていない」という意味で
「微妙」と言われたのですが
もし、日本語を理解できる外国人の方が聞いたとしたら
はたして「微妙=NO」と理解できるのだろうか?
と考えてしまったのです。

日本人は話し手の表情や、会話のトーンを聞き分け
状況を判断するのが上手だそうです。
「微妙です…」と言われたときのシチュエーションや
話し手の声のトーンを聞き
「あ、これは、NOなんだな…」と私も推測しています。

別の場所で「微妙です…」と、
外国人の方が言われていました。
その際に、
「OKナンデスカ?デキナイノデスカ? ドチラデスカ?」
と聞き返していました。
当然の反応だと感じました。

その他にも、レストランで注文を復唱する時に
「以上で、よろしかったでしょうか?」と聞かれたのですが
以前、テレビで見たときは違和感がなかったのですが
実際に、自分が体験すると
「変な言葉(使い方)だな?」と感じてしまったのです。

言葉も日々変化しているのですが
海外にいることで
現代日本語から取り残されてしまったのでしょうか?

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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