そういえば、日本に滞在していた4日間、いろいろな不思議な事がありました。
摩訶不思議な体験をしたのではなく
日本で生まれ育った私が、理解出来ない日本語があったのです。
理解できないというか、相手は確かに日本語を話しているのですが
意味が分からない??? どういうこと?と思う事がしばしば…
例えば、ホテルの会議室を利用しようとした時ですが
川崎:「14時から会議室を使いたいのですが…」
相手:「本日は込み合っており、“微妙”な状況です」
川崎:「・・・・」
この、“微妙”と言われた時は
大抵は否定的なことを表現しているケースが多く
裏に「NO(出来ない)」という言葉を含んでいる事が多いです。
要は「会議室は空いていない」という意味で
「微妙」と言われたのですが
もし、日本語を理解できる外国人の方が聞いたとしたら
はたして「微妙=NO」と理解できるのだろうか?
と考えてしまったのです。
日本人は話し手の表情や、会話のトーンを聞き分け
状況を判断するのが上手だそうです。
「微妙です…」と言われたときのシチュエーションや
話し手の声のトーンを聞き
「あ、これは、NOなんだな…」と私も推測しています。
別の場所で「微妙です…」と、
外国人の方が言われていました。
その際に、
「OKナンデスカ?デキナイノデスカ? ドチラデスカ?」
と聞き返していました。
当然の反応だと感じました。
その他にも、レストランで注文を復唱する時に
「以上で、よろしかったでしょうか?」と聞かれたのですが
以前、テレビで見たときは違和感がなかったのですが
実際に、自分が体験すると
「変な言葉(使い方)だな?」と感じてしまったのです。
言葉も日々変化しているのですが
海外にいることで
現代日本語から取り残されてしまったのでしょうか?
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