マニュアル世代の使い方

昨日は内定者カウンセリングの為
アユタヤー県に終日出張でした。

私の会社は
企業へ人材を紹介する仕事もしていますが
求職者の方が実際仕事を始め、1ヶ月ほどした頃に
採用企業を訪問して
採用担当者と内定者の双方から話しを聞いています。

普段は私は採用担当者側のインタビューを行い、
タイ人コンサルタントが内定者のインタビューを行うため
実際に働いている内定者と
直接話しをする機会は余りないのですが
昨日は、内定者と採用担当者の双方から話しを聞く事が出来ました。

内定者のタイ人女性は
今年大学を卒業したばかりの22歳。
技術職で毎日、日本人上司に怒られながら仕事をしています。
彼女によると
「何で怒られているのかがわからない!」
のだそうです。
しかも
「○○さんは、私の事が嫌いだから怒るんです(涙)」と…

上司である日本人技術者は
「まだ新卒で子供っぽいところはあるけど、向上心もあるし良い子だよ!」

この違いは何なのでしょうか?

メーカーには「職人気質」の方が多くいます。
「仕事は見て、盗め」といった感じで
言葉として表現する事が苦手な方が多くいます。
それが悪いという事ではないのですが
それが、今の若いタイ人の方には理解できないのです。
(日本人も一緒ですが…)
ましてや、言葉の問題、習慣の違いがあることから
些細な誤解が大きな溝を生む事にもなりません。

実は上記のような事は、
タイにある外資企業では度々起こる出来事です。

人種に問わず、今の若い方々はマニュアル世代です。
手取り足取り、1~10までステップを踏んで説明し、
かつ、怒るにも褒めるにも、全て理由が必要なのです。
明確な理由がないと、納得しないのです。

タイにいる日系企業の多くの方が
コミュニケーション能力と指導力を日々試されています。
そして私を含め
日々、管理者としての勉強をしているのではないでしょうか?

「文化と習慣の違い」で片付けている人を多く見かけますが
それは、コミュニケーション不足から発生する出来事だと思います。
相互理解と歩み寄りが必要だと実感した出張でした。

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