被雇用者と従業員・・・言葉の選択で迷う

今、「労働判例」の出版を予定しており
私は校正をしています。

【原文をそのまま翻訳すると】

被雇用者が職位を利用して利益を追求し、
雇用者の事業上の機密情報を第三者に公表する行為は、
重大な不正行為、就業規則違反行為とみなす。
(原告)被雇用者
(被告】)雇用者

~~~という文章があるとします。

翻訳者は原文に忠実に…

私は購入者が法律知識あまりなくても読みやすいように…

と翻訳者とぶつかることがあります。

例えば「被雇用者」という表記は、
言い換えると「社員」「労働者」「従業員」なのですが
法律を踏まえた言い方となると「被雇用者」が正しいです。

ただ、正直言って読みづらいと思っています。

【一つの案として私は】

従業員Aが職位を利用して利益を追求し、
雇用者Bの事業上の機密情報を第三者に公表する行為は、
重大な不正行為、就業規則違反行為とみなす。
(原告)従業員A
(被告)雇用者B

~~~と校正しました。

1.法律用語に忠実に「被雇用者」の表記

2.購入者にわかりやすく「労働者」「社員」「従業員」の表記

どちらが良いでしょうか。

翻訳者は、「誤訳」と指摘されるのを恐れているようです。

毎回、本を出版するたびに表現に迷います…

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