コモン・ローって何ですか?

当社は、法律関連の翻訳を得意としており
お客様の多くが、弁護士事務所、会計監査法人、金融関連です。

契約書の翻訳を依頼され、無事に納品を済ませたところ

「コモンローって何ですか?
 Common(普通)、Law(法律)で“普通の法律”ですかね?」

とご質問を頂きました。

法の概念として、法律は
「コモン・ロー(Common Law)」と
「シビル・ロー(Civil Law)」の二つの体系に分かれます。

「コモン・ロー(Common Law)」は、
別名“英米法”と呼ばれており、
先例主義を指し、民法、商法、憲法などの法典による制定法ではなく
“判例”を中心とする法体系です。

主にイギリスおよびイギリスの統治領だった国で
採用されている法体系です。
(インド、アメリカ など)

上記に対し、
「シビル・ロー」は、別名“大陸法”と呼ばれており
制定法(法典:民法、商法など)を中心とする法体系です。

フランス、ドイツ、日本は、シビル・ローを採用しており、
当然ながらタイも、シビル・ローの法体系です。
憲法、民商法典、刑法 などが法典としてありますね。

なので、お客様には
契約書の文面を拝見した上で

「“コモン・ロー(=判例)”
 も判断する材料として含める、と解釈できるのではないでしょうか?」

とお伝え致しました。

つくづく、法律関連の翻訳は難しいね…と思います。

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