タクシー強盗に遭い、顔を殴られ、手を縛られ、運河に突き落とされる

今日のタイトルは

 

タクシー強盗に遭い、顔を殴られ、

手を縛られ、運河に突き落とされる

 

これは昨日、我が家のメイドのゴイさんに起こった出来事です…

 

夜20:00過ぎ…

ピンポ~ンと自宅のチャイムが鳴りました。

 

ドアを開けると…

 

そこには、顔面が腫れたゴイさんが立っていました。

 

強盗にあいました…   と。

 

ショック状態で気が動転していて

説明がよく判らない…

 

昨晩は寝てもらい、

今朝になり状況を聞いたところ…

 

 

昨日は日曜日…

メイドのゴイさんもお仕事が休みのため

昨日は買い物に出かけました。

 

もうすぐソンクラン(タイ正月)で5連休になるので

チェンマイにいる息子さんに会いに行くために

お土産の買出しに出かけたのです。

 

ゴイさん…

普段、かなり気をつけていて

外に出かけても暗くなる前には必ず帰って来ました。

 

もし遅くなる場合でも

電話で連絡をくれていました。

 

 

ゴイさんによると…

 

11:00に自宅を出て

TOPSの前でタクシーを拾ったそうです。

 

私の自宅は、

大使館や銀行、証券会社の本店がある

サトーン通りに程近いところです。

周りは大学、軍の士官学校、管制局がある官庁街です。

比較的人通りも多い場所です。

 

タクシーに乗り

Big Cに行って下さい

 

と運転手に伝えたところ

 

このあたりにBig Cはないよ~

 

と言われたそうです。

 

ゴイさんは

 

ロータスでもいいですし、

セントラルでもいいです。

この近くにあるでしょ。

 

と言ったところ

 

このあたりはないよ~。

もうちょっと先にある。

 

と言われたそうです。

 

何度も止まってくれ、下ろしてくれ

と言ったそうですが

無視されたそうです。

 

そして、人気のないところに連れて行かれ

 

顔面を殴られ、手を後に縛られ

持っていたもの全て…

 

携帯電話、

パスポート

現金

家の鍵

 

を取られ、

運河に落とされたそうです…

 

その後、人に助けられ

警察に連れて行ってもらい

病院に連れて行ってもらい

警察の人に送ってもらったとの事でした。

 

全部、取られただけではなく

暴行まで受けて、運河に突き落とされ

命があっただけでも幸いでした…

 

タイでは

ミャンマー人を狙った犯罪が多いと聞きます。

 

ゴイさんはパスポートを持って

正規にタイに入国したミャンマー人ですが

多くの人が不法入国し働いています。

 

もし犯罪被害者になっても

元々、不法でタイに入国したので

警察には行かないだろう…

行っても相手にされないだろう…

という考えから

ミャンマー人を狙った強盗があるそうです。

 

ゴイさんもミャンマー人なので

それで狙われたのではないでしょうか。

 

最悪、死んでも

不法入国者だと身元がわからない可能性が高いのです。

 

タイでは、

タクシー強盗というのは

タクシー運転手が乗客の金品を奪うのです。

 

軽犯罪率は日本の18倍と言われています。

 

ゴイさんはパスポートをなくしてしまったため

帰省出来なくなりました。

 

なんとも悲しいことです…

 

微笑みの国・タイ

 

と言われており

安全なイメージがありますが

日本よりも犯罪に遭う可能性が高いということを

改めて実感した出来事でした…

 

 

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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