ヌードカレンダーは喜ばれる?

12月も近づきご挨拶回りの季節となりました。

毎年当社は“卓上カレンダー”を配布しています。

タイの祝日と月齢が入っているもので
使い勝手が良いと評判です。

夫の会社(印刷工場)では
毎年この時期恒例の“ヌードカレンダー製作”が始まります。

一年の総決算と申しましょうか…。
印刷技術(?)を集めたヌードカレンダー作りが始まるのです!

数年前になりますが
夫の会社より大量のヌードカレンダーをもらいました。

私以下、日本人社員は

「女性だけの会社にヌードカレンダーなんて!セクハラ!」

と憤慨していたのですが

タイ人スタッフからは大人気!

取り合いになるほどで
くじ引きで当選者を決めるほど大盛況。

それ以来、社員にも1部ずつあげています。

タイではヌードは基本禁止。

公序良俗に反すると言うことで
性的に刺激するものを営利目的で販売することはダメなのです。

なのでヌードカレンダーはほとんど手に入らない超貴重な代物。

以前はビア・チャーン(チャーン・ビール)が
年末にヌードカレンダーを配布していたのですが
大企業になり周囲から

「大企業がヌードとはけしからん!」

となり、それ以来配布されなくなってしまいました。

このカレンダー、意外な効力を発揮するのです。
(我が家では“手なずけアイテム”と呼んでいます)

私は年末にアパートやオフィスビルのスタッフ、
よく行くレストラン、美容院などに配布するのですが
サービスが良くなったり、お願いしたことを素早くやってくれたりと
“生活しやすくなる”効果が絶大です。

昨日もアパートの守衛さんから

「あのカレンダーは今年はないのですか?」

と聞かれ、

あー、楽しみにしてるんだな~ と思ったところです。

日本人と違うのは
男女ともに欲しがるところでしょうか?

今、私の手元には100部あるのですが
おそらく今週中に無くなってしまうでしょう。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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