お客様?? →タイで入院

タイも雨季が終わったのか
朝晩は涼しく感じるようになりました。
年がら年中暑いタイですが
長年住んでいると「涼しくなった」とか「今日は暑い」というように
一応は気候の変化を感じます。

涼しくなったせいか、当社の社員は風邪を引いている人が多く
先日よりインターンに来ているHさんも風邪でダウン…
そして、乾季の時期は「デング熱」に罹る人も多いです。

実は、私はデング熱に2回かかった事があります。
しかも、2ヶ月の間に2回です。
タイに来て1ヶ月経ったときに突然罹りました。
タイ人の友人に誘われ寺にお参りに行った日の夜に
急激な悪寒、高熱(39.7度)により急遽病院に入院したのです。
当初は地方にいたという事もあり
地方のタイ人しか入院しない公立病院に入院しました。
外国人患者が初めてという事もあり
ましてやタイに来て1ヶ月だったため、言葉も通じない…
看護婦さんが気を遣ってくれ
「あなたの為に日本食を用意したわ!」
とたどたどしい英語で説明してくれ
出てきたものは「キムチ」でした。

その後、病状が改善されず
バンコクのとある私立B病院に転院させられたのですが
ホテルかと見間違うほどの綺麗さ!!
個室で快適な病室、冷蔵庫があり中にはジュースがたくさん(しかも無料)、
病院食は4種類からの選択性…
中にはスターバックスもあり、
日本人が想像する病院とはかけ離れています…

一番驚いたのは、ベットの脇にある「病院のご案内」と言う本の中に
「Dear CUSTOMER」とあったことです。
病院にとって、入院する患者は「お客様」だそうです。

この病院ですが、施設が良いことで有名ですが
外国人患者が多いことでも有名です。
確かに、海外旅行保険に加入している
外国人患者はお金をたくさん払ってくれますが
「お客様」と言われると違和感があるのは私だけでしょうか?

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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