デング熱に2度罹る~タイで起業した時に苦労したこと(7)

起業の苦労とは、直接関係がないのですが…

タイに来て、すぐにかかった病気の話しです。

私はタイに来て2ヶ月の間に

デング熱に2度なりました

3度目は死ぬよ

と言われました。

1998年5月に来タイしましたが

来て10日
1回目のデング熱…

この日は月曜日だったのですが
当時私は学校に勤めていて
当然ながら朝礼、授業があります。

まずは朝礼に現れず
授業は無断欠勤…

当然ながらおかしいということで
部屋に見に来てくれた先生たちによって
倒れていた私が発見されました…

かすれていく記憶をたどると…

日曜日の晩から急激な寒気とだるさ…
関節が痛い…
風邪の症状です。

当時は、学校内の職員寮に住んでいたので
夕食も先生たちと食べるのですが

「体調が悪いから休むね」

と言って、
そのまま就寝…

朝、のどが渇いたので…

その後、記憶喪失…

気がついたら病院のベッドでした。

当時、サムトプラカン県という所に住んでいて
パクナムにある病院に運ばれました。

血液検査の結果、
白血球の数値が異常に低いという事が判り
それで、デング熱という事が判りました。

デング熱は特効薬がないため
ひたすら点滴です。

最初の3日間は食欲も全くなく、、、

タイに来たばかりだったので
タイ語は全く出来ず、
しかも病院の看護士さんは英語が全く通じず、、、

日本人=キムチ

という間違った認識のため
(FUJIという日本食屋さんで漬け物の代わりにキムチが出るためか?)

白粥にボウルいっぱいのキムチが出てくる事
1週間、、、

5日目には熱が下がり
退院できました、、、

しかし、、、

退院して3週間後に
また、似たような症状が、、、

同じ病院へ連れて行かれ

2回目は危ないから
バンコクの大きな病院へ行って下さい

今度は10日間の入院となりました、、、

私立の病院に入院したため
個室、豪華なメニュー、冷蔵庫の飲み物無料、、、
と至れり尽くせりで
お見舞いに来たタイ人の同僚が
毎日、入れ替わり泊まっていき
寂しくはなかったのですが
落ち着かない入院生活でした(苦笑)

寮に帰ると、

網戸が設置されていて
(それまでは、なかったんです)

蚊帳が新たにあり
(蚊帳の中で生活しなさい、と校長先生)

大量の殺虫剤

大量の蚊取り線香

が置かれていました。

1年間の任期の間に
デング熱に2回、
しかも短期間になった以外は
その後、10ヶ月は元気に過ごしました^^

現在では、、、

蚊は来ます、、、
刺されません、、、

一瞬、とまります

タッチアンドゴー でいなくなります。

今回の話題は起業とは直接関係ありませんが
体力、健康はビジネスの基本かと思います^^

【過去の記事はコチラです】

あることないこと言われましたが~タイで起業した時に苦労したこと(6)

経営者としても人としても未熟~タイで起業した時に苦労したこと(5)

データー作りと顧客開拓~タイで起業した時に苦労したこと(4)

共同経営は難しい~タイで起業した時に苦労したこと(3)

ビザと労働許可証~タイで起業した時に苦労したこと(2)

外国人であるデメリット~タイで起業した時に苦労したこと(1)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

コメント

コメントする

目次