労使紛争〜事例・判例(タイ労働法を学ぶ)

昨日は午後からイースタンシーボード工業団地にて
労働法関連のセミナー講師でした。
(主催:ESIE日系企業連絡会様)

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講演タイトルは

労使紛争~事例・判例
   (タイ・労働法を学ぶ)

と言うタイトルで
約1時間ほどお話をさせていただきました。

参加された方は46名でした。

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泰日経済技術振興協会(通称:ソーソートー)で
普段は講師をしているのですが
やはり基礎となる労働法の理解の有無
実務をしていく上で重要だと実感しています。

ソーソートーでは
労働者保護法の基礎学習だけで4時間を費やします。

参加された方からは

4時間でも足りない

と言われており、

2015年度は4コース(トータル16時間)でした。

全4コース参加された方、
途中参加できなかった方、
最初の労働者保護法の学習に参加されなかった方 では、

事例・判例の理解に大きな差が出たことと
会社に戻ってからの仕事のやり方に
大きな差が出でいました。

昨日の講演は、

法律知識+実務経験

の双方が大切で

どちらか一つが欠けていても
労働問題に対する対策の取り方
労働訴訟の結果が大きく異なる…
というのを実感しました。

2015年度の講演日程は全て終了しました。

2016年度は、4月下旬から1回目の講演が入ります。

さらに内容を充実させ頑張ります。

講師と言う立場でしたが
私のほうが学ぶことが多かったです。

講演の機会を与えてくれた
Kyoden建藤様、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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