お小遣い3万バーツなので、働く気がありません

本日のタイトルは

 

お小遣い3万バーツなので、

働く気がありません

 

 

この話しは夫の会社での話です。

もう10年以上も前の話でしょうか…

 

 

当時の副社長はタイ人女性のAさん。

この方はシングルマザーでした。

 

1983年の会社の立上げから

二人三脚で一緒に仕事をしてきた人で

苦楽をともにしてきた方です。

 

今でこそ数百人もの社員さんがいますが

当時は数人程度…

 

営業、配送、経理など

1人で何役もこなしていたそうです。

 

面白いくらい忙しく

会社に寝泊りする事も多々あり

このAさんも同様だったそうです。

 

 

このAさんが夫の会社に入社したのは

Aさんのお子さんが小学生の時…

 

仕事が忙しすぎて面倒を見られないので

 

 

ご飯はこのお金で買って食べて。

 

学校が終わったら

帰りはタクシーに乗りなさい。

 

おやつ代は○○バーツね。

 

 

母親として子供を不憫に思ったのか

Aさんはお子さんに

たくさんのお小遣いを上げていました。

 

 

月日は流れ…

 

大学生になると

お小遣いの額は増えていきました。

 

その金額が3万バーツだったそうです。

 

 

当時の大卒の初任給が

1万バーツ前後だったことを考えると

かなりの高額なお小遣いをもらっていました。

 

 

大学を卒業する頃になると

就職をしなければいけないと思うのですが

ことごとく採用試験に落ちてしまったそうです。

 

 

そして夫の会社に入社してきました…

 

 

上司から仕事の指導を受けるたび

内線電話で副社長である母親に

 

ママ~~~~!!!!!

えーんえーんえーんえーんえーん

 

 

ホント、困ったチャンだったそうです。

 

そして最後は…

 

 

給料1万バーツで、

なんでこんなことを

言われなければならないの!ムキー

 

ママからのお小遣いは3万バーツだった!

こんな仕事、バカらしくてやってらんない!

帰るっっ!ムキー

 

 

 

会社を辞めちゃったそうです…

 

 

その後…

外資系企業に勤務する男性と結婚したのですが…

 

結婚した瞬間、

旦那さんは会社を辞めてしまったそうです…

 

 

娘+旦那で

Aさんのサポートと称して

パラサイト生活が始まったそうです。

 

 

自分たちが働くより

ママから生活費をもらったほうが

たくさんもらえるので

そうなってしまったんでしょう…

 

 

A副社長は、

数年後に家庭の事情で

会社を辞めてしまったので

現在、どうしているのかは分りません…

 

ちなみにA副社長の

当時の待遇は・・・

月給30万バーツ+社有車(ベンツ)でした。

 

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(さて、これは何でしょうか?

マッサージ棒なんです) 

 

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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