ボーナス: スキルを重要視するか? それ以外か?

今日のタイトルは

 

ボーナス: スキルを重要視するか? それ以外か?

 

 

 

当社は、5月15日と11月15日がボーナスです。

 

 

ですので

昨日はボーナスでした…

 

 

 

(今朝5:50ごろの南西の空です。

 朝日が昇る前のお月様です)

 

 

 

ボーナス…

 

と申しましても、

毎月、売上の数パーセントを

“ボーナスの前払い”と言う形で

支給しているので

 

某自動車会社のように7ヶ月!

 

とかではないのです。

 

 

 

ボーナスの前に

マネージャーであるN女史とW女史に

 

 

今回のボーナスはこの金額で支払います

 

 

と金額を開示しています。

 

 

 

その金額を見た

W女史が・・・

 

 

メイドのPさんのボーナスが

ITスタッフのAさんより

高いのは何故でしょうか?

 

ITは専門職です。

ボーナスがメイド職より低いのは

理解できません。

 

 

と・・・

 

 

~~~~~~~

 

多くの会社は、

 

“ボーナスは月給の○ヶ月”

 

というところが多いです。

 

 

基準値が基本給とするところが多いので

月給が高い人が

必然的にボーナスが高くなります。

 

 

当社の場合は

月給はまったく考慮せず、

悪く言えば、

私の一存で決めています。

 

 

“待遇の不利益変更は原則不可”

 

のタイで、

経営者である私が

金銭と言う手段を通じて

唯一意思表示できるのが

ボーナスです。

 

 

~~~~~~~

 

 

Wさん…

 

スキルに対しての報酬は

“月給”という形式で

毎月のお給料で支払っていますね。

 

 

当然、ITという専門職のAさんの方が

メイドのPさんより

月給は高いです。

月給の差は2倍ですね…

 

 

これは、あくまで私の考えですが

スキルに対しての報酬は

毎月の給料で応えています。

 

当然、専門性が高いITの方が月給は高いですね。

 

 

ボーナスに関しては

スキル以外の部分も見ています。

 

 

いくら技術、技能、専門性があっても、

それだけで会社は成り立ちますか?

 

 

私が重要視しているのは

 

TJPの社員として

相応しい態度、行動をしているか・・・

 

 

その部分を

スキルよりも重要視しているので

ボーナスには、

それを反映させているんですよ。

 

 

この前提がある・・・

と仮定した上で

Wさんが社長だったら

このボーナスの差を

どのように考えますか?

 

 

~~~~~

 

W女史は、

 

 

あ~、なるほど…

 

 

と・・・

 

 

~~~~~

 

 

メイドのPさんは、

メイドという仕事なので

専門性は必要の無い仕事です。

 

雑務的な要素が高いですが

その職務を完璧に、

かつ正確に…

 

そして、言われる前に行動します。

 

また、言われたこと以外にも

気が付いたことは率先して行います。

 

俗に言う、痒いところに手が届く・・・です。

 

しかも、無遅刻無欠勤です。

 

 

 

ITのAさんは、

 

ITという専門分野ではありますが

言われたことしかやりませんし

言われないと、やりません。

 

病欠、用事休暇も多いです…

 

これで

 

「将来は幹部社員を目指します」

 

と言われても…

 

Aさんを登用して

これが当社の“基準”になるのは

絶対無いな…

 

と思うのです。

 

 

技術、能力、学歴に

胡坐をかいてはダメなのだ・・・

 

 

なのです。

 

 

 

このことを

W女史はわかったようなのです…

 

 

 

何かのご参考になれば幸いです。

 

~~~~

読んでいただきありがとうございました。

応援宜しくお願い致します。


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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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