今後のタイ

午後14:00ごろ反政府組織の幹部が投降し、終結宣言がだされました。
ただ一部の支持者が幹部の投降を不満に思ったようで
市内各地ではデパート、銀行、ホテルなどの放火が相次いでいます。
伊勢丹が入居しているCentral Worldも放火され
消防車が現地に入れない状況が続いているようです。

こうなると民主主義運動ではなく、ただの暴動です。

そして先ほど外出禁止令が発令されました。

事の発端は2006年のクーデターにさかのぼると思います。
タクシン政権がクーデターにより崩壊し
その後、2度タクシン派の首相が選出されましたが
その度に反政府活動(黄色シャツ派)により転覆しました。

国民格差や国民間にある不平等意識が発端となって
爆発してしまったのでは?という感じがします。

タイが本当の意味で民主化になるためには
利権や階級に関係なく選挙で選ばれた人が国政を行うべきと思います。

一日も早く平穏な日が戻ることを祈るばかりです。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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