タイで事故

だいぶ前の話しになりますが、友人が事故に遭いました。
バイクを運転していて、交差点のところで車にはねられたのです。
当然ですが意識を失い、搬入先の病院で目が冷めたのですが
医者の第一声は「お金はありますか?」と。
用は支払能力があるかどうかの確認なのですが
当の本人は、事故に遭い、その瞬間気絶…
続けざまに、「ところでお名前は?」とまた質問。
ふと我に返り、良く見ると何も着ていない!
医者の話によると、身元を示すものを一切持ってなかったとか。
しかも搬入された時はパンツ一枚だけだったそうです。
イタタタタタ~~~! 
そうです。目が冷めるまで治療されていなかったのです。
ただ、ベットにいただけ…。

事故にあった瞬間、周りに人が集まってきた記憶だけがあるそうです。
どうも、身包みを剥がされたらしいのです。
財布、服、靴、時計、はたまたメガネまで…
パンツ一枚だけを残して全部無くなっていたそうです。
当然、身元もわからない為、日本人である事も、どこの誰かも不明。

タイでは、支払能力がないと治療をしてくれません。
私の友人も、一応病院には運ばれたものの
お金があるかどうかが判らないため
目が覚めるまで放置されてしまったようです。
昨日の話しではありませんが、タイで事故には遭いたくないものです。

ちなみにこの友人が事故にあった場所は警察病院の前です[emoji:v-406]

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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