ナイハン(タイ語 旦那様)

タイにいる日本人男性の多くが「ナイ・ハン」と呼ばれています。
これは“旦那様、ご主人様”という意味なのですが
“日本人男性=駐在員で現地法人の社長” という人が昔は多かったため
その名残かお店などでは無難に「ナイ・ハン」と日本人男性は呼ばれています。

実はこの「ナイ・ハン」というタイ語は
正式には“旦那様、ご主人様”という意味ではないのです。

本来は「仕事上の長(番頭さんのような人)」に使われる言葉で
こちらにいる日本人社長の多くが、

1.本社から来ている。(上司は別にいる)
2.オーナーではない。

という理由で「ナイハン=仕事上の長」と呼ばれいたそうです。
それと、一種「親方」という感じで親しみを込めて使われています。

オーナー社長を表すタイ語は「ナーイ」と言います。

ちなみに日本人女性に対しては、有無を言わさず「奥さん!」と呼ばれます。
独身だろうが関係ありません。
“日本人女性=奥さん”なのです。

私の友人(独身女性)は、スーパーなので
「奥さん!」と呼ばれるたびに怒っています。
最近では諦めモードですが…。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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