今日のタイトルは
共同経営者から会社の乗っ取りに遭う ~その3
その1は→★へ
その2は→★へ
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銀行へ2,000万バーツを引き出しに行ったS氏…
銀行員の機転で
何とか預金は守られ
口座は一時凍結…
そしてA社長、経理担当Pちゃんは
事実関係を確認するために
商務省へ向かいます。
そこで知った驚愕の事実は…
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商務省では
会社の登記関連の書類を
全て閲覧できます。
株主名簿から
自分の名前(A社長)と奥様の名前が消えていて
その事実関係を確認したところ…
XXXX年X月X日 株主総会。
A氏およびA氏の妻(○○)が
会社役員を解任される。
A氏のサイン権は消失。
代表サイン権はS氏。
A氏、A氏妻が保有する株式は
D氏、E氏、F氏へ譲渡。
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A社長が知らないうちに
株主総会が開催されたことになっていました。
D氏、E氏、F氏は全く知らない人で
A社長も奥様も面識がありません…
株主総会が開催された・・・
(厳密には)
開催したという偽造が行われていた…
しかも、
会社の定款も変更され…
株式も第三者に譲渡したことに…
書類上は
A社長も、A社長の奥様も
会社に関係のない赤の他人…
(A社長)
株主総会なんて開催されていませんし
株も譲渡していません!
この書類のサインは私のサインでもなく
妻もサインしていません!
商務省の担当官に訴えます。
(商務省・担当官)
そうですか…
ただ、書類を確認したところ
問題なかったので受領しています。
Aさん…
あなたの言う事が
本当だと言うのであれば
刑事裁判所に
あなたが訴え出るしかありませんね…
この書類が偽造されたものであることを
証明しなければなりません。
(A社長)
そんなバカな!!
私は被害者なんですよ!
商務省では何も出来ないって、
そんな…
(商務省・担当官)
まずは刑事訴訟の手続きをしてください。
そこから始めないと
1度変更された株主名簿は
修正が出来ないんです。
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A社長は
商務省の対応にとても腹が立ったそうですが
ここで押し問答しても何も解決できない…
と判断し
すぐに刑事訴訟の手続きを開始します。
商務省の担当官によると…
タイ人同士で家族経営の場合は
A社長のケースが多いそうです。
ただ、日本人同士で
他人同士で起こることは
商務省の担当官も
初めてのケースかも…と。
担当官から
なかなか証明するのは難しい…
と言われますが
A社長は偽造を証明したのです…
どうやって偽造を証明したのでしょうか…
この時のことを
A社長は…
この偽造を証明できていなかったら
自分は今この会社にいない…
Sに2,000万バーツ持っていかれ
会社は倒産していたと思う。
本当に運が良かった…
この続きは月曜日以降に記載します…
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今日は月例会議の日でした。
ブレインストーミングで
みんなの考えを聞けたのは良かったです。
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