タイでの就職はカンタン?

最近、日本からの求職の為に来タイする方と会う機会が多くあります。
日本が不景気で、就職状況が厳しいということが要因なのですが
タイでも似たような状況です。

昨年までの好景気であれば、
「日本人」というだけで就職できた感じもありますが
景気が鈍化すると、日本人というだけでは就職出来なくなります。

まず、海外で就職しようというのに言葉が全く出来ない人が多いです。
日本人を雇用する企業の多くが、
日系企業の日本人担当として雇用するケースが多いのですが
やはりここはタイ。
ベストはタイ語、最低でも英語は出来た方が良いです。

また、海外で就職するというのに
事前の下調べもなく来てしまう方が多いのも不思議です。

今までは目的意識がなくても、何とか暮らせる国でしたが
急速に発展し、人々の意識も変わってきています。
安易な気持ちで来てしまうと、底に落ちてしまいます。

タイでの就職はカンタンではありません。
目的意識がある人には遣り甲斐のある国ですが
ただ、何となく暮らしたい人には不向きな国です。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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