昨日、共通の知人がいるお客様と話をする機会がありました。
共通の知人は“A社長”としましょう。
A社長は、ある製造会社の現地法人社長で数年前に帰任しました。
面倒見が良い方で、お酒が好きで
よく部下や取引先の方を連れて飲み歩いていました。
私もご馳走になっていました。
そんなA社長の“武勇伝”の話になったのです。
夜1時ごろ、スクンビット39をほろ酔い気分で歩いていたA社長。
フルフェイスのヘルメットを被っていた男二人組みに
いきなり押さえられ「Money(金!)」と言われました。
どうも強盗に遭ったようです…。
とっさに一人を投げ飛ばし、
逃げようとするもう一人を道路上で締め技をかけ気絶させてしまったそうです。
それを見ていた通行人に通報され
警察に取り押さえられました。
言葉の通じない外国人が酔っ払って暴れている…と映ったのでしょうか?
何とか事情を説明し、数時間後に開放されたそうですが
酔いも手伝い、思いっきり投げ飛ばし、しかも締め技を掛け気絶させ…。
A社長は柔道の有段者です。
大学を卒業してから数十年、柔道とは離れた生活をしていたそうなのですが
とっさに出た行動に本人がびっくりしていました。
当時、A社長からこの話しを聞いたときに
「気がついたら警察に取り押さえられていた(苦笑)」 と。
そして
「何度も“俺じゃない、俺じゃない”と言ったけど日本語じゃ、通じないよな?」 と。
今になっては、懐かしい思い出です。
コメント