些細な事柄が信頼関係を壊す

当社に病欠が多い社員がいます。
元々持病がある社員なのですが…。
中間の社員で、部下が数名います。

大体、連休前後、月曜日に欠勤するのですが
先日、タイ人マネージャーより、下記のような注意を受けました。

1.持病はきちんと治療をする。
2.病気にならないように自己管理をする。

本人としては、「持病があるので仕方がない」という甘えがあるのだと思います。

タイ人マネージャーと話しをしていたのですが

「些細な事だけど、病欠が多いと、本人に対する信頼関係を失うし、
周囲の社員の士気にも関わります。
ダムと同じで、ほんの小さな物でも対処しないと、決壊してからでは遅いのです」

と言っていました。
決壊と言うのは社員がバラバラになる事…です。

プロ意識が高い事業部なので、それぞれ仕事をきちんとこなしているのですが
心のどこかに「不安・不満」があると
それが積み重なって、ある日収拾がつかなくなる…と思います。

仕事をしていく中で、信頼関係は一番大切です。
特にチームで仕事をしているので、この信頼関係がないとミスが起きたりします。
大きなクレームとなる可能性も含んでいます。

問題は小さなうちにつぶしてしまう…。
ダムが決壊しないように…。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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