自分の常識は、相手の非常識

新入社員Aさんとのやり取りを通じ、
つくづく、私の常識で物事を見てはいけない…
と毎日気付くことが多いです。

こんなことがありました。

私:水曜日にX社に伺うから、名刺を忘れずに持って行ってね。

Aさん:忘れないように名刺は「財布」に入れました~。

私:財布から名刺を出すと失礼だから、
   「名刺入れ」に入れてね。

Aさん:名刺を会社からも頂いた時「ビニール袋」だったんで
   名刺入れがビニールなんですが…

私:????(何、言ってるの?)

一瞬「え?」と思いましたが、
名刺を作った際に、プラスチックのケースと
ビニール袋に入ってくるパターンがあります。

1704201501_Namecardcase.jpg

Aさんの名刺は、ビニール袋に入ってきたようです。

それで
「名刺入れがビニールなんですが…」
という発言になったようです。

そもそも「名刺入れ」が何かが判らなかったようで、
しかも、持ってないようで…。

私の「名刺入れ」を見せて

1704200502_NCCMaeda.jpg

「名刺は、こういう“名刺入れ”に入れて持ち歩くのよ。
今後もずっと使うから、自分が好きな、
良い品質のものを買うと良いですよ」

と説明しました。

この時に、私の常識で話をすると
相手には伝わらないんだな…と。

相手の立場や経験を考慮した上で話をしないと、
かみ合わないことが多くて
それが原因で、分かり合えないことが多いと感じました。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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