健康リスクは会社の経営を圧迫する

会社の休暇届の一覧表を見ていたら
4名の社員が、月に1~2回
必ず病欠を取得していることに気が付きました。

書類を見たところ

「甲状腺異常(パセドー病)」
「リウマチ」
「てんかん」
「放射線治療(がん)」

とありました。

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放射線治療をしている社員は
4年前に乳がん(ステージ3)で手術をし
その後復職しましたが、今でも放射線治療を行っています。
幸いなことに再発もなく、
放射線治療の後遺症もなく働いています。

他の3人は…
てんかんの社員以外は、当社に入社してから発症しました。

休暇届を見ていた時に
病気は会社経営においては、
脅威になりうるな…と思ったのです。

タイでは、病欠は年間30日まで有休です。
よって病気で休むのは合法なのです。
しかし、1日だけとは言え
他の社員がその穴埋めをしなければならず
積もり積もって大きな負担になるな…と。

採用前に防ぐ方法は無いのか?

持病がある社員でも
働き続けられる環境を構築するには?

私も今のところ健康ではありますが
病気になった時に会社はどうなってしまうのか?

考えさせられました。

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この記事を書いた人

2001年2月、25歳の時にTJ Prannaraiをタイで操業しました。翻訳、通訳派遣、法律本の出版を行う会社を経営しております。会社経営と同時に2015年より泰日経済技術振興協会でタイ労働法の講師を務めております。2020年3月、日本大学大学院を修了しました。修士論文のテーマは「タイの日系企業における労務施策とその影響」です。

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